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メディカルコンシェルジュ|看護師転職サポート

「ツアーナース」という仕事をご存知でしょうか。学校行事や塾の合宿などに看護師が同行し、児童・生徒の健康管理を担う仕事です。

私は中学生の修学旅行(京都・奈良)をはじめ、林間学校や学習塾の夏期講習ホテル合宿など、複数のツアーナース業務を経験しました。この記事では実際に体験してわかったツアーナースの仕事内容・きつい点・注意点をお伝えします。


ツアーナースの仕事内容

ツアーナースの主な仕事は、旅行や宿泊行事に同行し、児童・生徒の体調管理と緊急時対応を行うことです。

具体的には以下のような業務があります。

  • 体調不良の児童・生徒への対応
  • 発熱・頭痛・腹痛などの症状確認とトリアージ
  • 病院受診が必要か・経過観察でよいかの判断
  • アレルギー対応・エピペン管理
  • 学校・保護者・添乗員との連携

体験談:中学生の修学旅行(京都・奈良)

中学生の修学旅行に同行したときは、生徒たちが元気に観光を楽しんでいたこともあり、比較的余裕のある現場でした。

体調を崩す生徒がいなければ、一緒に観光地を回る時間もあります。「これはツアーナースならではの経験だな」と感じました。

一方で、病院に連れて行くべきかの判断は常に緊張感があります。大事をとって受診すべきか、経過観察でよいか。その場で判断を下す責任の重さを感じました。


学習塾の夏期講習ホテル合宿にも同行

学習塾の夏期講習のホテル合宿にも同行しました。旅行ではなく勉強合宿のため、子どもたちは疲労や緊張から体調を崩しやすい環境です。

こういった非日常の場では、普段元気な子でも体調を崩すことがあります。睡眠不足・食欲不振・頭痛などの訴えに柔軟に対応する必要があります。


小学生の宿泊行事は要注意

小学生の宿泊を伴う行事は、中高生と比べてトラブルが多い印象です。

  • 「おなかが痛い」「気持ち悪い」など体調を訴える件数が多い
  • 就寝後に呼び出しがかかることもある
  • ホームシックや不安から体調不良を訴えるケースも

**夜間の呼び出しも想定しておく必要があります。**1日中気を抜けない現場です。


臨海学校への添乗:灼熱の太陽のもとでの仕事

臨海学校に添乗したときは、体力的なきつさを強く感じました。

看護師はテントの中で待機しながら、子どもたちの様子を見守ります。夏の海辺は灼熱で、テント内にいても体力をじわじわと消耗します。

臨海学校では以下のような対応知識が必要です。

  • クラゲに刺された場合の応急処置(海水で洗い流す・患部を擦らないなど)
  • 海水浴中の熱中症・日焼けへの対応
  • 溺水・外傷などの緊急対応

クラゲ対応については、ライフセーバーが子どもたちに説明してくれていることが多いので連携できます。

海が好きな看護師にとっては、海辺で働けるという点で魅力的な現場かもしれません。ただし、子どもたちと一緒に泳ぐことは絶対NGです。あくまでも業務として同行しているため、自分が泳いでしまうと緊急時の対応ができなくなります。実際に泳いでしまって注意を受けた看護師もいました。業務であることを忘れずに。


アレルギー対応はとくに慎重に

旅行に参加する児童・生徒の中には、食物アレルギーがありエピペンを持参している子もいます。

  • 旅行前に必ずアレルギーの有無・エピペン処方の有無を確認
  • エピペンの保管場所・使用判断のタイミングを把握しておく
  • 食事の内容にも注意が必要

アナフィラキシーは急速に悪化するため、早期発見・早期対応が命に直結します。決して油断できません。


気になる報酬は?

ツアーナースの報酬は1日15,000円前後が相場です。

宿泊を伴う場合は24時間対応になるため、時給換算すると決して高くはありません。

項目内容
日給15,000円前後
宿泊の場合24時間対応
時給換算約625円(24時間換算)
交通費支給される場合が多い
宿泊費・食費負担なし(現場による)

「お金を稼ぐ」というよりは、普段とは違う経験・思い出として働くという感覚に近いかもしれません。


ツアーナースに向いている人

  • 子どもが好きな看護師
  • 旅行しながら仕事したい方
  • 単発で柔軟に働きたい方
  • トリアージや判断力に自信がある方
  • 宿泊行事の夜間対応も苦にならない方

まとめ

ツアーナースは非日常の環境で働ける、看護師ならではの仕事です。

体調不良の対応がなければ観光を楽しめる場面もある一方で、アレルギー対応や夜間呼び出しなど、常に緊張感が求められる場面もあります。

「子どもと一緒に旅行気分を味わいながら働きたい」という方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。派遣会社に登録して応募するだけで始められます。