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メディカルコンシェルジュ|看護師転職サポート

フィリピンへの海外留学から帰国後、私がすぐに就職したのは婦人科外来のクリニックでした。

「夜勤なし・残業少なめ・プライベートも充実できる」と思って選んだ職場でしたが、想定外の落とし穴がありました。給与が思ったよりずっと安かったのです。

今回は、婦人科外来クリニックで助産師として働いた経験を正直にお話しします。


主な業務内容

婦人科外来クリニックでの仕事内容は以下のとおりです。

  • 問診:来院した患者さんの症状・来院理由のヒアリング
  • 採血・点滴:各種検査や治療のための処置
  • カウンセリング:妊娠・避妊・婦人科疾患に関する相談対応
  • 内診介助:医師の内診時のサポート
  • 人工妊娠中絶の介助:術前準備・術中介助・術後ケア
  • 流産後の子宮内容除去術の介助:術前後のケアと精神的サポート

特に中絶や流産後の患者さんへのケアは、医療技術だけでなく精神的なサポートが重要な業務です。助産師の資格と経験が活きる場面でした。


夜勤なしの給与の現実

入職してから気づいた最大の誤算が給与でした。

夜勤がないため、基本給に夜勤手当が一切つきません。残業も少ない分、残業代もほぼゼロ。手取りは想定よりかなり少なく、毎月の貯金ができない状態が続きました。

夜勤ありと夜勤なしの給与差は、想像以上に大きいです。

病棟勤務のときは夜勤手当で月4〜6万円以上プラスになることも珍しくありません。それが完全になくなると、手取りにかなり響きます。「なんとかなるだろう」と甘く見ていた自分を反省しました。


月収の目安(参考)

条件月収の目安
夜勤あり(病棟・分娩施設)30〜40万円以上
夜勤なし(外来クリニック)22〜28万円程度
差額月5〜10万円以上変わることも

年収換算すると60〜120万円の差になることもあります。ライフスタイルの優先順位と照らし合わせて判断してください。


クリニック勤務のメリット

給与面は正直しんどかったですが、働きやすい環境ではありました。

  • 残業がほぼない:定時で帰れる日がほとんど
  • 夜勤・オンコールなし:プライベートの予定が立てやすい
  • 精神的な安定感:急変・緊急対応が少ない
  • 婦人科領域の専門知識が深まる

子育て中の方や、体力的に夜勤が難しくなってきた方には向いている職場だと思います。


転職前に必ず確認してほしいこと

私が婦人科外来クリニックを退職した理由はシンプルに給与です。この経験から、転職前に必ず確認してほしいことをまとめました。

① 夜勤の有無と手当の金額 求人票の「基本給」だけ見ていると、夜勤手当・各種手当が含まれていないことがあります。

② 賞与の有無と支給実績 「賞与あり」と書いていても、支給額が極端に少ない場合があります。実績を必ず確認を。

③ 残業の実態 「残業少なめ」でも、サービス残業が常態化している職場もあります。

④ 手取りベースで計算する 求人票の月給から、社会保険料・税金を引いた手取り額を計算してから判断しましょう。


まとめ

婦人科外来クリニックは、助産師の資格とカウンセリングスキルが活きる職場です。患者さんの繊細な悩みに寄り添える、やりがいのある仕事でもあります。

ただし、夜勤なし=給与が大幅に下がるという現実は事前にしっかり把握しておいてください。

お金はなんとかなると思っていましたが、なんとかなりませんでした。貯金ができない状況は、精神的なゆとりにも影響します。働きやすさと収入のバランスを、転職前にしっかりシミュレーションしてみてください。

転職エージェントを利用すると、給与交渉や非公開求人の紹介など、自分では調べにくい情報を得ることができます。ぜひ活用してみてください。